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01.植物名(和名) | チャノキ |
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02.花言葉 | 純愛、追憶 |
03.学名 | Camellia sinensis (L.) Kuntze |
04.科名 | Theaceae(ツバキ科) |
05.和名(漢字) | 茶ノ木 |
06.別名 | チャ, コバノチャ, トウチャ |
07.英名 | Tea tree |
08.ローマ字名 | Chya |
09.中国名 | 茶树 |
10.生薬名 | 細茶(サイチャ) |
11.花期 | 9月〜11月 |
12.使用部位 | (薬用部位)葉、種子、(食用部位)葉、果実、種子 |
13. | 装飾、薬用、食 |
14.有用植物・食薬区分表 | 衣・食・住・薬用 |
15.採取と調製 | (薬用部位)収穫は4年目から可能で、日本国内では年3回摘葉できる。1番茶は4月下旬から5月上旬、2番茶は6月下旬から7月上旬、3番茶は8月中・下旬に摘み取る。インドなどの熱帯〜亜熱帯地域では年30回の茶つみも可能になる。摘葉は若葉が5枚ほど、伸びたときに晴天の時を選んで先の3枚を摘み取ります。良質の茶葉の場合は2枚、1枚と少なく摘み取る。 (食用部位)種子から脂を絞り食用にする。 |
16.植物解説 | チャノキは、ツバキ科の常緑樹で、製茶用や生垣用として全国各地で栽培されている。花期は秋から冬で、小さくて白い花弁(6〜8枚)の中に鮮やかな黄色いおしべを多く集め、やや下を向いたかわいらしい芳香のある花を咲かせる。飲用のお茶は、加工方法の違いによって、緑茶、ウーロン茶、紅茶になる。お茶の葉を摘み取ってすぐに加熱し、発酵させずに作ったのが緑茶、完全に発酵させるのが紅茶、その中間に位置するのがウーロン茶である。日常茶飯事との言葉があるように、お茶は日本人の食生活にとてもなじみ深い飲み物である。 |
17.薬効と用法 | 緑茶には、抗酸化作用や解毒・殺菌作用のあるカテキン、美肌効果や疲労回復効果のあるビタミンCが多く含まれ、老化防止や生活習慣病の予防、食中毒の予防に役立つ。また、お茶にはキサンチン類としてカフェインも含まれ、脳の働きを活発にすることで、眠気覚ましや集中力のアップ、疲労解消の効果が期待される。その他に、テオブロミン、タンニン、フラボノイド、脂質などを含んでいる。生薬名をサイチャ(細茶)といい利尿薬とするほか、カフェインの抽出原料とする。カフェインは風邪薬などに配剤されるが,近年では天然のものと入れ替わり,化学的に合成したものが多くなってきた。健康食品あるいはサニタリー商品といったものへのチャの利用が多くなっている。 |
18.食べ方 | 日本ではお茶といえば緑茶を意味していることが多いようである。立春から数えて88日目(5月上旬)は八十八夜といい,その季節になると遅霜の心配もなくなって大変品質のよい若葉が収穫できるという意味をなす。そのため茶摘みの最盛期であり,初夏の季語となり,風物詩になっている。 |
19.参考文献 |
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