ナワシロイチゴ

062

01.植物名(和名)ナワシロイチゴ
02.花言葉誘惑、恩恵
03.学名Rubus parvifolius L.
04.科名Rosaceae(バラ科) 
05.和名(漢字)苗代苺
06.別名サツキイチゴ、アーチクターチク、アシクタシイチゴ、エキリイチゴ、カクランイチゴ、ションベンイチゴ、セキリイチゴ、タウエイチゴ、ツチイチゴ、ドクイチゴ、ナガシイチゴ 
07.英名Japanese raspberry
08.ローマ字名Nawashiroichigo
09.中国名茅莓(紅梅消)
10.生薬名茅莓(ぼうばい)
11.花期 5月~6月
12.使用部位(薬用部位)根、茎葉(乾燥したものを茅莓という)
(食用部位)果実
13.薬用、食
14.有用植物・食薬区分表薬用  
15.採取と調製(薬用部位)(根)地上部が枯れた後に堀上げ、水洗いして日干しにする。(茎葉)花のつく頃に刈り取り、日干しにする。(食用部位)6月頃赤く熟した果実を採取する。
16.植物解説日本各地の山野の湿地に自生する多年草。茎は直立し、高さ100cmほどになり、全体に毛が多い。根出葉の葉柄は長く、羽状に深裂し、大きな卵円形の頂小葉と小さな側小葉を持ち、この形が大根の葉に似ることから大根草の名がつけられた。上部の葉は葉柄が短く、倒卵形で多くは3裂し、互生する。いずれの葉にも鋸歯がある。初夏の頃に茎頂に濃い黄色の5弁花をつける。花冠は平開し直径約1.5 cm。果実は多数球形に集合し、花柱には腺毛があり先は鉤状に曲がる。この鉤で動物などに付着し種子が散布されるようになっている。
17.薬効と用法民間療法で浮腫、夜尿症、下痢に、全草を日干ししたもの1日量10~15gを水400mLで半量になるまで煎じ、3回に分けて服用する。この煎液や生の葉の汁は湿疹、腫れ物に外用すると効果がある。打撲には黒焼きにしたものを小麦粉で練って患部に貼ると良い。1日量10gの根を煎じたものは強壮薬にもなる。全草にトリテルペン(α-アミリン、maslinic acid)を含む。
18.食べ方根生葉を採取し、天ぷらや塩ゆでして和え物や炒め物にする。
19.参考文献
  1. 自分で採れる薬になる植物図鑑,増田和夫 監修,柏書房,2006年 
  2. 新訂原色牧野和漢薬草大圖鑑,和田浩志,他,北隆館,2002年
  3. 宮崎の植物方言と民俗,南谷忠志,鉱脈社,2019年
  4. 新訂・図解植物観察事典,岡村はた 他,地人書館,1996年
  5. 世界有用植物事典,堀田満 他,平凡社,1989年
  6. 図説 花と樹の大事典,植物文化研究会編,柏書房,1996年
  7. 宮崎県大百科事典,宮崎日日新聞社 編,宮崎日日新聞社,1983年
  8. 中国本草図録,第二巻 610,蕭培根(主編); 真柳誠(訳編),人民衛生出版社,中央公論社,68p,1993年