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01.植物名(和名) | アカメガシワ |
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02.花言葉 | 繊細、澄んだ心 |
03.学名 | Mallotus japonicus (L.f.) Müll.Arg. |
04.科名 | Euphorbiaceae(トウダイグサ科) |
05.和名(漢字) | 赤芽柏, 赤芽槲 |
06.別名 | ゴサイバ(五菜葉),サイモリバ(菜盛葉),アカベ,アメコサイバ, ショウグンボク(将軍木) |
07.英名 | Japanese mallotus |
08.ローマ字名 | Akamegashiwa |
09.中国名 | 野梧桐 |
10.生薬名 | 将軍木皮 |
11.花期 | 5月〜6月 |
12.使用部位 | (薬用部位) 葉,樹皮 |
13. | 装飾(祭事)、薬用、食 |
14.有用植物・食薬区分表 | 衣・食・住・薬用 |
15.採取と調製 | 6~7月にはぎ取った樹皮を刻んで日干しする。葉は風通しの良い場所で日陰干しにする。冬期に採取したものはアレルギー症状をおこす場合があるので収穫と調整に注意が必要である。 |
16.植物解説 | 日本では本州、四国、九州、に分布し、日当たりの良い山野、河原、海岸に生える雌雄異株の落葉高木。伐採跡地、造成地などに最初に生える先駆性の樹木であり、生長が早く、高さ10mに達する。春先に伸びる若芽が赤く、カシワ(柏)のように葉に食べ物をのせたて神前に供えたり、この葉で包んで蒸したり食すことが名前の由来とされる。幼木ではキリ(桐)の葉に似た3浅裂する葉が多く、縁は不明瞭な波状である。成木ではほとんどがひし形で不分裂かつ全縁の葉となる。葉身は5~20cmで、葉は互生し、赤褐色の長い葉柄がある。葉身の基部からは3本の太い葉脈が伸び、その基部には蜜線があり、しばしばアリが集まる。雌花は雌しべの柱頭が3つに分かれ、個体により淡黄色~赤になる。雌雄両花とも若枝の先に円錐花序をつけ、花弁のない小さな花を密生する。雄花は多数の雄しべが球状に開き、がくや花柄には星状毛が密生する。果実は表面には多数の毛と腺点があり、成熟して裂開すると中から黒くてつやのある種子が3つ現れる。熊本県人吉市在住の元・人吉市立中学校校長(現、植物方言研究家)による書籍によれば、アカメガシワの赤い花が満開になる年又は翌年に、大きな疫病(赤痢など)が流行するとのことである7-8)。 |
17.薬効と用法 | 消化性潰瘍、胃腸炎に樹皮1日量5~10gに500~600mLの水を加え、半量になるまで煎じ詰めて3回に分けて服用する。あせも、湿疹に乾燥した葉200~300gを浴槽に入れて使用する。葉、茎、樹皮{タンニン(bergenin, putranjivain A, (+)-catechin)を含む9)}を乾燥させたものを民間的に胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃腸疾患などに煎服し、またあせもなどに浴湯料として用いられる。 |
18.食べ方 | カシワ(柏)のように、この葉で包んで蒸したりして、直接食すよりは抗菌作用を期待している部分が大きい。 |
19.参考文献 |
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