01.植物名(和名) | アカマツ |
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02.花言葉 | 気高さ・気品、同情心に弱い |
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03.学名 | Pinus densiflora Siebold et Zucc. |
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04.科名 | Pinaceae_(マツ科) |
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05.和名(漢字) | 赤松 |
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06.別名 | 雌松(メマツ) |
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07.英名 | Japanese Red Pine |
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08.ローマ字名 | Akamatsu |
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09.中国名 | 赤松 |
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10.生薬名 | 松葉、松脂(しょうし)、海松子(かいしょうし) |
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11.花期 | 4月〜5月 |
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12.使用部位 | (薬用部位)葉 |
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13. | 装飾、薬用、食 |
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14.有用植物・食薬区分表 | 衣・食・住・薬用 |
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15.採取と調製 | 必要に応じて、一年中採取できる。松脂は、幹に傷をつけて浸出した生松脂を採取して乾燥する。松葉は5~9月ころ新芽を採取し、約1cm程に刻み、天日干し乾燥した後、フライパンなどで炒り粉末化する。 |
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16.植物解説 | 山地の日の当たる尾根筋によく生える常緑針葉高木。大気汚染を嫌うため、都市部や工業地帯には不向きである。樹皮は人目に付く赤褐色で、亀甲状に割れ目が入る。春に伸びる新芽は「みどり」と呼ばれ、その枝端に紫紅色の雌花を、基部には多数の雄花をつける。球果(松かさ)は翌年10月に成熟する。針状の葉が2本ずつ束生する。同じく2葉性のクロマツに似るが、こちらは葉が硬くて樹皮が黒っぽく、雄松の別名を持つ。幹に傷をつけるとしみ出る生松脂(テレビンチナ)からは松脂、ロジン、テレビン油が得られ、硬膏や絆創膏などの原料となる。また、痩せた土地に育つアカマツの根元にはマツタケが生えることもよく知られている。 |
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17.薬効と用法 | 葉にはピネンなどの精油やビタミンA、ビタミンC、クエルセチンなどの成分が含まれ、実、樹皮とともに煎じ薬、薬酒として利用される。根にマツホドというキノコが寄生してできる担子菌核は茯苓(ブクリョウ)といい、利尿、鎮静、強壮の効果をもつ生薬である。松脂は膏薬の主原料として神経痛やリウマチ、打撲や肩こりに効果がある。アカマツ葉350mLを洗って水気を取り細かく刻んでグラニュー糖100g、ホワイトリカー1.8Lとともに瓶に入れて3か月寝かせると松葉酒ができる。高血圧の予防にはこれを1回20mL、1日3回飲むと良い。 |
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18.食べ方 | 特になし |
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19.参考文献 |
- 「原色改訂 牧野和漢薬草大図鑑」,和田浩志,他,北隆館,2002年
- 「原色日本薬用植物図鑑」,木村康一他,保育社,1964年
- 「原色和漢薬図鑑」,難波 恒雄,保育社,1986年
- 「おばあさんの「植物図鑑」」,斉藤 政美, 椎葉 クニ子,葦書房 1995年
- 「APG原色牧野植物大図鑑1(ソテツ科~バラ科)」,邑田仁,他,北隆館, 2012年
- 「図解 植物観察事典」,家永 善文,他,地人書館,1993年
- 「新訂生薬学 改訂第4版」,野呂征男,南江堂,1997年
- 「廣川 薬用植物大事典」,木島正夫,廣川書店, 1993年
- 「樹木の葉 実物スキャンで見分ける1300種類」,林 将之,山と渓谷社,2019年
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