ヨモギ

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01.植物名(和名)ヨモギ
02.花言葉幸福、平和、平穏、静穏、夫婦愛、決して離れない
03.学名Artemisia indica Willd. var. maximowiczii (Nakai) H.Hara
      Syn. = Artemisia princeps Pamp.
  又は、オオヨモギ  Artemisia montana (Nakai) Pamp.
04.科名キク科(Asteraceae)
05.和名(漢字)
06.別名カズザキヨモギ
07.英名Artemisia Leaf
08.ローマ字名Yomogi
09.中国名魁蒿
10.生薬名艾葉(ガイヨウ)
 ※ ヨモギ及びオオヨモギ  Artemisia montana (Nakai) Pamp.
11.花期4月〜8月
12.使用部位葉及び枝先
13.化粧、装飾、クラフト、園芸、薬用、食
14.有用植物・食薬区分表薬用  
15.採取と調製(薬用部位)葉:夏の開花前に葉を採取して日干し。ヨモギの
        下面の綿毛を集めて「もぐさ」が製される。
(食用部位)若葉
16.植物解説分布:日本国内広域。縮んだ葉及びその破片からなり、しばしば細い茎を含む。葉の上面は暗緑色を呈し、下面は灰白色の綿毛を密生する。水に浸して広げると形の整った葉身は長さ4~15cm、幅4~12cm、1~2回羽状中裂又は羽状深裂する。裂片は2~4対で、長楕円状ひ針形又は長楕円形で鋭尖頭ときに鈍頭、辺縁は不揃いに切れ込むか全縁である。小型の葉は3中裂又は全縁でひ針形を呈する。特異なにおいがあり味はやや苦い。
17.薬効と用法収れん・止血・鎮痙作用があり,月経痛・腹痛・吐瀉を改善する薬方「芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)」に配合される。成分:クマリン類:umbellferone(日局)、scopoletin(日局)、精油:cineole, α-thujone、カフェ酸誘導体:caffeoylquinic acid。基原植物は灸に使う「もぐさ」の製造原料にする。
18.食べ方若い葉を天ぷらにして食べる。また、若葉の粉を食材およびお茶として飲む。
19.参考文献
  1. 高知県有用植物ガイドブック,渡邊高志,他,高知工科大学,2016年
  2. 新訂原色牧野和漢薬草大図鑑,和田浩志,他,北隆館,2002年
  3. 薬草全書,水野瑞夫/田中俊弘(監修),渡邊高志,香月茂樹,酒井英二,新日本法規出版 1995年
  4. イー薬草・ドットコム  http://www.e-yakusou.com