ウメ

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01.植物名(和名)ウメ
02.花言葉高潔、忠実、忍耐
03.学名Prunus mume Siebold et Zucc. 
04.科名Rosaceae (バラ科)
05.和名(漢字)
06.別名ムメ
07.英名Japanese apricot
08.ローマ字名Ume
09.中国名
10.生薬名烏梅(ウバイ)
11.花期1月〜3月
12.使用部位未熟な果実(核を取り除いたもの)
13.花材、薬用、食
14.有用植物・食薬区分表衣・・住・薬用 
15.採取と調製未熟果実を採取し、藁を燃やした煙で燻したあと天日で乾燥させる。この燻製の製法が漢方で云う修治に当たり、外面が真っ黒で、こわれやすく、ほぼ2~3センチの球形で荒いしわがあって、強い酸味を有する生薬「烏梅」である。
16.植物解説中国原産の落葉小高木で、鑑賞用や食用として日本各地で栽培されており、また、九州では野生化しているものもある。早春、萌芽前に香りのよい白色または淡紅色の花を開く。1節に1~2花がつき、花柄はほとんどない。葉は卵形で鋸歯があり、1㎝ほどの葉柄を持つ。果実はやや球形の核果で、縦に浅い溝があり細かい産毛に覆われている。未熟な果実や種子、葉には青酸配糖体のアミグダリンを含むため生食できないが、熟す過程で、また、梅干しや梅酒に加工することで毒性がなくなり食用可能になる。
17.薬効と用法風邪の初期の発熱、咳には烏梅1~2個を水洗いし、水200mL で半量になるまで煎じ熱いうちに飲む。梅干しを黒焼きまたは蒸し焼きにして熱湯を注いで飲んでもいい。他にも酸味による清涼、収斂作用から、解熱、鎮咳、去痰、吐き気・下痢止め、回虫駆除、整腸の効果がある。民間薬である梅肉エキスは下痢に、梅酒は滋養強壮や夏バテに良い。
18.食べ方梅干し、梅酒、梅シロップ、蜜煮など。昔ながらの塩分濃度の高い梅干しには優れた殺菌作用があり、おにぎりの具や日の丸弁当に使う習慣はこのためである。梅酒は梅雨明け、6月頃の果実を使うと苦みが抑えられ、美味しく出来るとされる。
19.参考文献
  1. 「APG原色牧野植物大図鑑1(ソテツ科~バラ科)」,邑田仁,他,北隆館, 2012
  2. 「原色改訂 牧野和漢薬草大図鑑」,和田浩志,他,北隆館,2002年
  3. 「自分で採れる薬になる植物図鑑」,増田和夫 監修,柏書房,2006年
  4. 「くらしの薬草と漢方薬」,水野 瑞夫,太田 順康,新日本法規出版,2014年
  5. 「世界有用植物事典」,堀田満 他,平凡社,1989年